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「メンバー熱量指数」の公式のプロトタイプを公開します

更新日:2026/06/08

「メンバー熱量指数」の公式のプロトタイプを公開します
コミューン編集部

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マーケティングでお困りの方へ

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施策は実行している。CSにも取り組んでいる。
それでも、どこか噛み合わない。

その違和感は、顧客との関係性が
積み上がっていないことかもしれません。

顧客との関係性を「面」として設計するために、
コミュニティという選択肢を検討しませんか?

施策は実行している。CSにも取り組んでいる。
それでも、どこか噛み合わない。

その違和感は、顧客との関係性が
積み上がっていないことかもしれません。

顧客との関係性を「面」として設計するために、
コミュニティという選択肢を検討しませんか?

今回はいつもような読みやすい記事ではなく、ある種の教科書的な文章になるかと思います。読みやすさよりもわたしの思考をそのまま書き出すことを目指しています。もし「メンバー熱量指数」に興味を持った方でコミュニティを運営されている方がいたら、ぜひお試しください。

オンラインコミュニティの活性度を測り、メンバー一人ひとりのエンゲージメントを可視化するための「メンバー熱量指数」の公式を考案しました。

以前、全体のコミュニティの熱量を測る手法についてはPULSEフレームワークとして以下の記事で論じたのでぜひご覧ください。

※関連記事: 「コミュニティの熱量」という曖昧な概念をPULSEフレームワークで理解しよう

この指数は、コミュニティ内の行動データから算出する「基本公式」と、それにアンケートデータを加えて心理的な側面も評価する「発展公式」の2段階で構成されています。コミュニティの目的や取得できるデータに合わせて調整し、ご活用ください。

①行動データに基づく「基本メンバー熱量指数」

まずは、オンラインコミュニティのデータベースから取得できる客観的な行動データを用いて、メンバーの熱量を算出してみましょう。特定の期間(例:過去30日間)を区切って計算することで、メンバーの「今」の熱量を定点観測できます。

基本公式

メンバー熱量指数は、各アクションに「重み」を掛けて合計することで算出します。

指数の構成要素(変数)

  • P:投稿数(Post):自ら情報や話題を提供する、最も能動的で貢献度の高いアクション

  • C:コメント数(Comment):他者の投稿に反応し、議論や交流を促進するアクション。

  • R:リアクション数(Reaction):「いいね!」など、手軽に参加できる共感や肯定の意思表示。

  • L:ログイン日数(Login Days):コミュニティへの接触頻度を示す、習慣化の指標。

  • V:コンテンツ閲覧数(View):情報の受け手としての関与度。ROM(Read Only Member)の熱量も評価。

重み付け (w) の考え方


重み付けは、コミュニティが何を重視するかによってカス夕マイズすることが重要です。以下にその具体例を示します。

情報共有・Q&Aが活発なコミュニティの場合、質の高い投稿が価値の源泉であるため、投稿(P)の重みを最も高く設定します。


メンバー間の交流を重視するコミュニティの場合、会話の活性化が重要であるため、コメント(C)やリアクション(R)の重みを高く設定します。


計算例を示してみましょう。あるメンバーAさんの30日間の活動が以下の場合を考えてみます。

  • 投稿数 (P) = 2回

  • コメント数 (C) = 10回

  • リアクション数 (R) = 50回

  • ログイン日数 (L) = 20日

  • 閲覧数 (V) = 100ページ

「交流重視」の重み付けを適用すると、Aさんの基本熱量指数は、


となります。このスコアをメンバー間で比較することで、相対的な熱量の高さを把握できるのです。

②アンケートを加えた「総合メンバー熱量指数」

行動データは「何をしたか」を示しますが、アンケートは「どう感じているか」という心理的な熱量を明らかにします。これらを組み合わせることで、より多角的にメンバーの熱量を評価できます。

発展公式

基本熱量指数と、アンケートから算出する「心理ロイヤリティ指数」を統合します。指数を合算するために、それぞれを正規化(例:100点満点に換算)してから重み付けして合計するのがおすすめです。


  • Ebnorm​:正規化された基本熱量指数

  • Epnorm​:正規化された心理ロイヤリティ指数

  • wbeh​,wpsy​:行動と心理のどちらを重視するかの重み係数(合計が1.0になるように設定。例:wbeh​=0.7,wpsy​=0.3)

1. 心理ロイヤリティ指数の算出

まず、アンケートで以下のような項目を5段階評価などで取得し、「心理ロイヤリティ指数」を算出します。このあたりはもっと良いアンケートがあり得るのですが、一旦議論を簡略化するためにシンプルなものにしました。

  • Sb:​帰属意識(Belonging):「あなたはこのコミュニティの一員であると感じますか?」

  • Ss:​満足度(Satisfaction):「このコミュニティでの活動全体にどのくらい満足していますか?」

  • Sr:​推奨度(Recommendation):「このコミュニティを友人や同僚に薦める可能性はどのくらいありますか?」

  • Sc:​貢献意欲(Contribution):「今後もこのコミュニティの発展に貢献したいと思いますか?」

これらのアンケートスコア(5段階評価なら1〜5点)を単純に合計します。

2. 指数の正規化

次に、各メンバーの「基本熱量指数(Eb​)」と「心理ロイヤリティ指数(Ep​)」を、コミュニティ内での相対的な位置がわかるように100点満点に正規化します。

正規化の計算式:


これにより、Ebnorm​ と Epnorm​ が算出されます。

3. 総合熱量指数の算出

最後に、発展公式に当てはめて総合熱量指数を計算してみましょう。先ほどのメンバーAさんのスコアが以下の場合、基本熱量指数(Eb​) = 406 でした。コミュニティ内のEbの最大値が500、最小値が0だと仮定すると、正規化されたEbnormは以下の通りとなります。


また、心理ロイヤリティ指数(Ep​) = 18点だとします。4項目×5段階評価で、最大値が20、最小値が4だと仮定すると、正規化されたEpnorm​ は以下の通りとなります。


行動を70%、心理を30%重視する(wbeh​=0.7,wpsy​=0.3)と設定した場合、Aさんの総合熱量指数は、

この指数の活用方法

  • メンバーのセグメンテーション:

    • コアメンバー層: 総合指数が非常に高い。共同企画者や次期リーダー候補。

    • 貢献予備軍: 行動は多いが心理スコアが低い。満足度を高める施策でコア層に引き上げる。

    • サイレントサポーター: 行動は少ないが心理スコアが高い。投稿やコメントのハードルを下げる施策が有効。

    • 退会予備軍: 両方の指数が低い。個別のヒアリングや関与を促す働きかけが必要。

  • 施策の効果測定: イベントやキャンペーンの前後で指数の変化を計測し、施策の効果を定量的に評価できます。

  • コミュニティの健康診断: コミュニティ全体の指数の平均値や分布を定期的に見ることで、コミュニティ全体の活性度の推移を把握できます。

留意点

この指数はあくまで一つの指標です。コミュニティの目的や文化に合わせて、変数の追加・削除や重み付けの調整を柔軟に行ってください。

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それでも、どこか噛み合わない。

その違和感は、顧客との関係性が
積み上がっていないことかもしれません。

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それでも、どこか噛み合わない。

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積み上がっていないことかもしれません。

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