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【LINE公式アカウント運用はこれをチェック】友だちが増えるほど赤字?配信費用を最適化する4つのステップ

更新日:2026/08/20

【LINE公式アカウント運用はこれをチェック】友だちが増えるほど赤字?配信費用を最適化する4つのステップ
杉山 信弘

杉山 信弘

LINE公式アカウントの運用をご担当の皆様、日々のお取り組みお疲れ様です。LINEの公式アカウント・ミニアプリを活用したエンゲージメントプログラムが簡単に作れる、Commune Engageを提供しているコミューン株式会社CPO・CMOの杉山です。

「友だち数は増えているのに、月額の配信費用ばかりが高くなって成果が見えづらい……」
「従量課金のコストを抑えつつ、ユーザーへ効果的に情報を届けるにはどうすればいいのか?」

このようなお悩みを抱えていませんか?

本記事では、主に月額15,000円(月3万通まで配信可能)のLINE公式アカウントスタンダードプラン以上をご利用の運用担当者様に向けて、LINE公式アカウントのコスト構造から、エンゲージメントを高めて配信費用を最適化するベストプラクティスまでを詳しく解説します。

1. LINE公式アカウントの配信コスト構造と課題

まず、LINE公式アカウント(スタンダードプラン)の費用感をおさらいしておきましょう。

  • 基本料金: 月額 15,000 円(30,000 通まで無料)
  • 従量課金: 30,001 通目以降、1通あたり 3 円 の追加費用が発生

例えば、月に40,000通のメッセージを配信した場合、基本料金 15,000円 + 追加10,000通×3円(30,000円)= 合計 45,000円 の費用が発生します。

LINE公式アカウントは、友だち数が多くなければリッチメニューやミニアプリなどの価値を最大限に発揮できません。しかし、友だち数が増えるほど一括配信時の従量課金コストは膨れ上がります。公式アカウントの運用で最も重要になるのは「必要なユーザーだけに、無駄なく効果的な配信を行い、配信コストを最適化すること」です。

2. ユーザーが持つ「4つのステータス」とは?

コストを最適化する第一歩として、ユーザーが自社のアカウントに対してどのような状態(ステータス)にあるかを正しく理解する必要があります。LINEの友だち状態は、大きく以下の4パターンに分類されます。

ステータス 状態と特徴 コストへの影響 管理画面での判別
① 通常の友だち メッセージが届き、通知も飛ぶ良好な状態 通知が届き、開封もされうる状態。友達登録をされるとまずはこの状態に。 可能
② ブロック アプローチ不可。メッセージもメニューも届かない メッセージが送信されないため費用はかからない 可能
③ ミュート 友だち状態だが通知はOFF。メッセージを見てもらえない 届いてはいるため1通3円の費用が発生(最も非効率) 不可
④ ピン留め トーク画面上部に固定され、習慣的に開かれる状態 開封・エンゲージメント率が極めて高く理想的な状態 不可

ここで注目したいのが 「③ ミュート」 のユーザーです。

通知が届かないためメッセージが埋もれてしまい、ほとんど読まれないにもかかわらず、配信システム上は「1通」としてカウントされ費用が発生しています。コスト効率の観点において、最も改善すべきポイントとなります。

3. コスト適正化に向けた「4ステップ」の基本戦略

LINE運用で目指すべきコミュニケーションの優先順位は、以下のステップで設計することが推奨されます。

  1. 【ステップ1】質の高い友だちを獲得する
  2. 【ステップ2】コンテンツと頻度を工夫し「ブロック」を防ぐ
  3. 【ステップ3】反応のないユーザーを判別し「ミュート」対策を行う
  4. 【ステップ4】日常使いを促し「ピン留め」させる

それぞれの具体的な手法を見ていきましょう。

※ステップ1の質の高いお友達を獲得する方法は様々なコンテンツで書かれているのでここでは割愛いたします。

ステップ2:ブロック率を低減させる2つのポイント

ブロックを防ぎ、良好な関係を維持するために気をつけるべきポイントは「配信内容の質」と「通知の不快感(頻度)」の2点です。

配信内容の質を高める

配信内容の質と≒受信者との関連度合いです。ターゲットに関係のない新商品や、興味のないエリア情報を一律で送っていませんか?ユーザーごとに「自分に関係のある必要な情報」を切り分けて届ける工夫が必要です。

不快な通知頻度を避ける

1日に何度も通知を飛ばしたり、同じような告知を短期間に繰り返したりすると、不快感から即座にブロックやミュートへつながります。また、寝る前の時間にきたりなど、受信者の生活習慣とあっていない配信・通知タイミングも忌避されてしまう要因になります。

ステップ3:ミュート顧客の判別と配信の切り分け

ミュートにしているユーザーは、「アカウント自体を完全に不要と思っているわけではない(だからブロックまではしない)」ものの、「日常的なメッセージ配信はいらない」と考えているケースが多く見られます(メルマガの購読解除に近い感覚です)。

運用側からは直接ミュート状態を判別できませんが、一定期間反応を見ることで推測することが可能です。

ミュートユーザーの判別と対応アプローチ

  • 開封率による判別: 一般的にLINEメッセージの多くは配信後すぐに閲覧・リンクタップされます。複数パターンの配信を行っても全くリンクタップされないユーザーは「ミュート状態」または「通知が埋もれている状態」と判断します。
  • 配信戦略の切り分け: ミュートと判定されたユーザーには、日常の定常配信対象から外します。これにより無駄な従量課金をカットできます。
  • 限定的な配信に絞る: 本当に強力なキャンペーン情報や新店舗オープン、大型の還元オファーなど、「思わず開きたくなるコンテンツ」に限定して配信を行い、ミュート状態の解除を狙います。

ステップ4:トークルームの「ピン留め」を促進する

ユーザーのトーク画面上部にアカウントを固定(ピン留め)してもらうことができれば、通知の有無にかかわらず日常的に目へ留まるようになり、エンゲージメントは飛躍的に高まります。

ユーザーが自発的にピン留めをするのは、以下のような「習慣的に利用する理由」や「即座に確認したいインセンティブ」がある場合です。

  • 日常的に使う機能がある: 毎朝行くカフェの会員証をLINEから開く、よく行く店舗のクーポンをすぐ出せるなど
  • 見逃したくない重要な情報がある: 限定商品の販売・入荷情報、チケットの優先予約、抽選結果の発表、先着順のインセンティブなど

このように、「日常的に使いたい」「重要なお知らせが来る」という体験を提供することで、トークルームのピン留め率を最大化できます。

4. まとめ:エンゲージメントプログラムがLINE費用を下げる理由

LINE公式アカウント運用の成功シナリオは、単に友達数を増やすことではなく、「エンゲージメント(関係性)の高いユーザーを増やし、無駄な一括配信を減らすこと」です。

  • 配信の質と頻度を最適化してブロック率・ミュート率を下げる
  • 配信の開封状況を元にミュートされているか否かを判断する。
  • 開封されないミュート層には配信を絞り、無駄な従量課金(1通3円)を削減する
  • 通常のコンテンツとは違う強いコンテンツをミュート解除のために配信する
  • 会員証や限定コンテンツなどの利便性を提供してピン留めを促進する

また、顧客との深い関係性を築く「エンゲージメントプログラム」やコミュニティの仕組みを取り入れることで、ユーザーが自発的にLINEを開く習慣(ピン留め)が生まれ、結果として無駄な配信費用を削りながら、高いマーケティング成果を得ることができるようになります。

配信コストの高騰にお悩みの方は、ぜひ今回のベストプラクティスを参考に、ご自身のアカウントの配信頻度やユーザーのステータス分析を見直してみてください!

配信量に頼らないLINE運用に変える

LINEマーケティング進化論

友だち数が増えるほど、一斉配信に頼った運用は従量課金が膨らみやすくなります。ミュート層への無駄打ちを減らし、ユーザー側から開いてもらう接点をどう設計するか、LINE配信のコストと成果の見直し方を整理した資料です。

 

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