SHE株式会社

受講生同士の交流が学習継続と夢の実現へ。女性のキャリアスクールSHEのオンラインコミュニティ

受講生同士の交流が学習継続と夢の実現へ。女性のキャリアスクールSHEのオンラインコミュニティ
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受講生同士の交流が学習継続と夢の実現へ。女性のキャリアスクールSHEのオンラインコミュニティ
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  1. Commune(コミューン)
  2. 導入事例一覧
  3. 教育の導入事例
  4. 受講生同士の交流が学習継続と夢の実現へ。女性のキャリアスクールSHEのオンラインコミュニティ

課題

  • ブランドの世界観を体現するコミュニティツールがなかった
  • コミュニティ参加者のアクティブ率が低かった

活用方法

  • 受講生同士での相談や学習進捗・制作物の発信に対する応援・励まし合い
  • 運営からの案件紹介やイベント等の限定コンテンツの発信

成果/これからの目標

  • ユーザーにとっての利便性向上によるアクティブ率の上昇
  • コミュニティ運営コストの最適化

「学ぶ」と「働く」の循環で理想のキャリアや生き方を叶える

はじめに貴社の事業について教えてください。

SHE株式会社は「一人一人が自分にしかない価値を発揮し、熱狂して生きる世の中を創る」をビジョンに掲げ、「学ぶ」と「働く」が循環するキャリアプラットフォームの構築に注力しています。コミュニティとテクノロジーをコアコンピタンスとし、SHElikes、SHEcreators、SHEmoneyといった3つのプロダクトを展開しています。

「SHElikes」について詳しく教えて下さい。

SHElikesは、「時間や場所に縛られない私らしい働き方」を実現するための女性向けキャリアスクールコミュニティです。Webデザイン・Webマーケティング・ライティングなど、PC一つで働けるクリエイティブスキルを中心とした全41種類のコース(2023年5月現在)を学び放題※で受講できます。
※スタンダードプラン受講生の場合

社内体制やコミュニティ運営の業務について教えてください。

​​コミュニティ施策の運用は、「コミュニティを通して学習の習慣化を実現させる」がミッションのコミュニティグループが担当しています。オンラインコミュニティであるSHEstationの運営は、正社員2名の主担当に加え、受講生の中から自発的に参加いただいている20名のコミュニティプランナーさんと一緒に行っています。

コーポレート事業部アドミニユニット長 川村総一朗様の写真

使いやすく、ブランドの世界観を体現するコミュニティへの進化

コミュニティプラットフォームの切り替えを検討した経緯を教えて下さい。

Commune導入前は別のプラットフォームを使用していたのですが、大きく2つの課題感を抱えていました。

1つ目は、アクティブ率の低さです。オンラインコミュニティの存在がビジョンの実現に貢献すると考えているので、受講生の方にオンラインコミュニティをより活用いただくためにできることはないかを常に考えていました。そのために、サイト内の導線を分かりやすくすることが不可欠だと感じていました。

また、当時使用していたプラットフォームでは、SHEの世界観が受講生に伝わりづらかったと思います。デザインのカスタマイズ性が低かったので、SHEの公式HPや受講生のマイページと比較して、コミュニティは別のブランドに感じるようなデザインとなっており、ブランド体験として違和感が生まれていたように思います。

​​そういった課題がある中でCommuneのUIは、どこにどのようなコンテンツがあるかが分かりやすいと感じました。当時のオンラインコミュニティの「多様なトピックが存在している」状態を維持しながら視認性を高めたかったので、Communeのようにカテゴリ・階層を分けてコンテンツを整理できるところに魅力を感じました。

デザインについても、コミュニティ内のバナーやサイトカラーを全て弊社側で設定できるため、SHEの世界観を守ったコミュニティの運営ができると判断しました。

Communeに移行してリニューアルされたコミュニティ「SHEstation」をオープンした際に、「情報がまとまっているのがとても分かりやすい」「SHEstationが可愛い」というお声を多くいただいたときは嬉しかったです。また、SHEstationにはSHEのマイページと同じログインID・パスワードでコミュニティに参加できるので、これらもコミュニティへの参加率・アクティブ率に貢献していると思います。

SHElikesコミュニティマネージャー 伊藤実希様の写真

受講生の学びの基盤であるSHEstation

「SHEstation」について教えてください。

「SHEstation」はSHElikesの受講生が参加するコミュニティです。私達からのサービスの提供と、受講生の方々からの発信や交流という2種類のコミュニケーションを行う場となっています。コミュニティ参加者限定の勉強会イベントや、受講生のスキルを活かせるお仕事案件のご案内が、私達からの主な提供サービスです。受講生同士では、学習進捗の共有やちょっとした質問の投げかけ、自主開催イベント等に関する交流が活発に生まれています。

受講生のうち、どのくらいの方がコミュニティに参加していますか。

8割程度の受講生に参加していただいています。SHElikesにご入会いただいた際に、「SHEstationに必ず登録してください」とご案内をしているので、ほとんどの方がご入会と同時にコミュニティに参加いただいています。コミュニティ参加直後に、入会の挨拶や決意表明の投稿をしてくれる方もいます。また、コミュニティのリニューアルに際しても、1ヶ月前から毎週コミュニティの引っ越しのお知らせを行い、早期移行者にはオリジナルの壁紙をプレゼントするキャンペーンも実施したところ、オープン初日に3分の1の方がSHEstationに移行してくださいました。

 

シーメイトのお約束項目

SHEstationの中で印象的なやり取りがあれば教えて下さい。

「今日入会しました。不安ですががんばります!」と投稿してくれた方が、コミュニティ内イベントに楽しそうに参加されている様子を見られたことです。不安を抱えた初心者という立場から、学習とコミュニティでの交流を通じ、誰かの質問に回答する立場に回っていく循環が起こっているのを見ると、温かいコミュニティができていると感じます。

また、受講生の方に自主的に活動いただいているインタビュー企画が大好きです。ライター志望の受講生が他の受講生を取材し、その内容を記事として定期的にコミュニティに投稿してくれています。記事では、受講生がどんな思いや目標を持って学んでいるかを知ることができるため、直接接点がない受講生同士でも繋がりを感じ、さらなるモチベーションにつなげていただける機会になっています。さらに、動画制作を学ぶ受講生が、インタビュー内容を動画として編集し、YouTubeに公開してくれています。私達が提供できていない部分もシーメイトさんが補完してくださり、一緒にコミュニティが創られていると感じて嬉しかったです。

MAKE GRADATION IN YOUR LIFE

SHEstationによって受講生の行動が促進されている

SHEstationオープン後に感じた変化はありましたか。

アクティブ率が高まりました。その中でもコミュニティ内で発信されたイベントの参加者が増えたと思います。コミュニティで告知されるイベントは一つのタブに集約されているので、イベントの存在に気づきやすくなりました。さらに、イベントに「参加する」「興味がある」とリアクションをした人数が分かるようになり、今までアンケートで把握していた人数の3倍もの人がイベントに興味を持ち参加してくれていると分かったんです。これはコミュニティだけが理由とは言えないですが、会員数も増えている中で、平均学習継続期間も伸びてきています。

また、運用コストが大きく下がったと感じています。以前は参加者の管理を手動で行っていましたが、Communeでは自動で参加者の管理を行えるようになり、工数の削減とセキュリティの強化が同時に実現できました。

今後の展望や目標について教えてください。

コミュニティは、入会時の目標を叶えるための一つの基盤だと考えています。実際の学習やお仕事への挑戦の時には、一人で頑張れなかったり、情報がなくて不安なこともあると思います。受講生全員にコミュニティに参加してもらうことで、前向きな変化を全員に起こしていく、ということができたらと考えています。長期的には、現在中心となっている「学ぶ」「働く」というテーマ以外でも、受講生の方々同士で気軽に交流し、お互いが助け合い、切磋琢磨できるようなコミュニティにしていきたいです。

ありがとうございました!

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