コラム
マーケティング
アンバサダーマーケティングとは?基礎知識と成功事例・導入の流れ
2024/03/27
アンバサダーマーケティングとは、自社ブランドを広めてくれる愛用者やファンを「アンバサダー(大使)」として任命し、アンバサダーによる情報発信をマーケティングに活用する手法です。
近年、ソーシャルメディアの発展により、ユーザーの購買行動は大きく変化しています。
企業による情報発信よりも、ほかのユーザーによる評価や口コミを信用する傾向が、強まっているのです。
このような状況下で、自社ブランドの支持者による情報発信を最大化する取り組みが、アンバサダーマーケティングです。
本記事では、「アンバサダーマーケティングに興味がある、取り組んでみたい」という方に向けて、基本の知識や事例、実践ポイントを解説します。
効果的なマーケティングコミュニケーションを実現し、ブランドを成長させる手法について、学んでいきましょう。
目次
1. アンバサダーマーケティングの基礎知識
最初にアンバサダーマーケティングとは何か、基本の知識からご紹介します。
1-1. アンバサダー(大使)を任命する手法
語句の意味から確認しておくと、アンバサダー(Ambassador)とは「大使」という意味で、政府機関などの任務を命じられ、派遣される代表者を指す言葉です。
ここから転じて、「東京都の観光大使」といった具合に、自治体や企業から任命されて広報活動を行う人も、大使と呼ぶようになりました。
アンバサダーマーケティングにおけるアンバサダーとは、簡単にいえば、「企業から任命されて広報活動を行う人」と定義できます。
たとえば、木村拓哉さんの次女であるKoki,さん(@koki)は、ブルガリやシャネルのアンバサダーに就任し、大きな話題となりました。
1-2. アンバサダーの役割
アンバサダーは、自身の影響力や信用を活用して、人々にブランドの価値を伝えるメッセンジャー的な役割を担います。
先ほどKoki,さんの例を挙げましたが、アンバサダーは、かならずしも著名人や専門家とは限りません。
一般ユーザーや従業員が、アンバサダーの役割を担うこともあります。
とくに近年では、ソーシャルメディアの発展を背景に、一般ユーザーをアンバサダーに任命する施策(アンバサダープログラム)を実践するブランドが増えています。
※「アンバサダープログラム」については、後ほど「4. アンバサダープログラム導入の流れ」にて詳しく解説します。
1-3. インフルエンサーマーケティングとの違い
ここでよくある質問である「インフルエンサーマーケティングとアンバサダーマーケティングの違い」について、触れておきましょう。
一言でいえば、「単発ではなく、長期的な関わり合いを持つかどうか」がポイントです。
・インフルエンサーマーケティング:1回限り、または短期的な契約でPRする
・アンバサダーマーケティング:長期的な関係性を構築する
たとえば、インフルエンサーマーケティングでは、著名なインフルエンサーに対して、「PR投稿 1回 ○○円」といった発注をするケースが多く見られます。
一方、アンバサダーマーケティングは単発の契約ではありません。アンバサダーとして活動する期間(例:1年〜)は、関係性が持続します。
インフルエンサーマーケティングでは、単発の拡散力への期待値が高いですが、アンバサダーマーケティングでは、アンバサダー自身の信用や人柄を通じて得られる、持続的な成果が期待されます。
別の言い方をすると、インフルエンサーとの関係はより商業的で、アンバサダーとの関係はより真実的ともいえます。
・インフルエンサーとの単発の関係
商業的(自身の影響力を武器に、金銭的な報酬を主体として、ブランドをPRする)
競合他社のブランドを同時に複数契約して宣伝することも珍しくない
・アンバサダーとの長期的な関係
真実的(本当にブランドを推したい気持ちを持っている支持者が、伝道師となる)
基本的には1業界1つのブランドのみのアンバサダーとなる、競合他社の兼任はしない
2. アンバサダーマーケティングの優れた特徴
アンバサダーマーケティングが多くの企業・ブランドに採用されているのは、なぜでしょうか。
それは、アンバサダーマーケティングには優れた特徴があるためです。
1.信頼性
2.オーガニックな拡散
3.長期的な関係構築
4.ターゲティングの精度
5.費用対効果
以下で詳しく見ていきましょう。
2-1. 信頼性
1つめは「信頼性」です。
なぜ、ブランドがわざわざ伝道師として「アンバサダー」を任命するのかといえば、ユーザーは広告よりも、自分の信頼する人からの情報を重視するからです。
アンバサダーが自身の体験談や率直な感想を発信することで、ユーザーからの信頼を得られます。
たとえば、あなたが筋トレに励んでいて、お手本としている憧れのトレーナーがいるとしましょう。
そのトレーナーが、「長年、愛飲しているプロテインドリンク」を体験談とともにSNSで紹介したら、その情報は信頼性が高いと感じるはずです。
これが、アンバサダーマーケティングが持つ力といえます。
2-2. オーガニックな拡散
2つめは「オーガニックな拡散」です。
アンバサダーを活用する手法自体は昔から存在しており、新しいものではありません。
しかしながら現在では、アンバサダーマーケティングから得られる効果が増大しています。
アンバサダーから情報を受け取ったユーザー経由で、さらなる拡散が起きることが多いからです。
たとえば、アンバサダーが、ブランドや商品をSNSに投稿します。
それを見たフォロワーが、リツイート(リポスト)やいいねなどのリアクションをします。
すると、アンバサダーの投稿は届かなかった他ユーザーにも影響が波及して、長期的にオーガニックな拡散が期待できるのです。
2-3. 長期的な関係構築
3つめは「長期的な関係構築」です。
先ほど、インフルエンサーマーケティングとアンバサダーマーケティングの違いとして、「単発ではなく長期的かどうか」を挙げました。
同じことが、《ブランド⇔アンバサダー》の関係だけでなく、《ブランド ⇔ アンバサダー ⇔ フォロワー》の関係にもいえます。
つまりブランドは、アンバサダーを通じて、特定セグメントのユーザーたちと、継続的にコミュニケーションが可能ということです。
ブランドの真の価値を伝えるのは、1〜2回の接触では難しいものです。
しかしアンバサダーマーケティングなら、何ヶ月・何年という単位で、継続的に繰り返し接触する機会を持てるため、じっくりとブランドの価値を伝えられます。
2-4. ターゲティングの精度
4つめは「ターゲティングの精度」です。
アンバサダーマーケティングにおけるブランドのメッセージは、“アンバサダーというフィルター”を通じて届けられることがポイントです。このフィルターによって、ターゲティングが行われます。
アンバサダーのフォロワーは、アンバサダーの価値観やライフスタイルに共感しているユーザー層です。
デモグラフィック属性だけでは測りきれない、ユーザーの内面を反映したターゲティングを実現できるため、結果としてコンバージョン率が高くなります。
2-5. 費用対効果
5つめは「費用対効果」です。
アンバサダーマーケティングは、莫大な広告費をかけなくても、効果的なプロモーションが展開できる手法です。
実際、予算の制約から大規模な広告キャンペーンの展開が難しいスタートアップ企業では、アンバサダーマーケティングの手法が好んで採用されています。
アンバサダーへの報酬やコミュニケーションにかかるコストなどを加味しても、アンバサダーマーケティングにかかる費用は、比較的低額です。
1回限りの広告キャンペーンよりも、長期的なエンゲージメントが期待できるため、低予算で結果を出しやすい手法といえます。
3. アンバサダーマーケティングの成功事例 3選
続いて、より具体的にアンバサダーマーケティングを理解するために、事例を見ていきましょう。
3つのブランドを、ご紹介します。
1.ルルレモン
2.レッドブル
3.アドビ
3-1. ルルレモン
1つめの事例️は「ルルレモン(lululemon)」です。
ルルレモンは1998年に設立されたカナダ発のブランドで、ヨガウェア・アクティブウェアを取り扱っています。
米国のNASDAQに上場しており、世界的な成功を収めている企業として知られていますが、その成功を支えているのが「アンバサダー」の存在です。
ルルレモンは、ユーザーにとって身近なヨガインストラクターやフィットネストレーナーをアンバサダーとすることで、コアなコミュニティ構築に成功しています。
【成功ポイント】
・地元のヨガインストラクターやトレーナーなど、身近で親近感のあるアンバサダーの採用
・SNSでの着用シーンなど、インターネットをうまく活用した拡散
以下は ルルレモンのサイトからの引用です。
すべては、本物の人間関係から始まる
アンバサダーは、私たちと世界中のコミュニティを結びつけ、私たちが革新と成長を遂げられるように、洞察に満ちたフィードバックを提供してくれます。
私たちのプログラムを通じて、アンバサダーは開発ツールや経験を得て、製品をテストし、同じ志を持つ人々のネットワークに出会い、そして巨大な応援団を獲得することができます。このパートナーシップは、アンバサダーと私たちに、地域社会とその先の世界を変える新しい機会を提供します。
私たちの行動はすべて、本物の関係から始まります。そのため、アンバサダーシップは地元、つまり私たちの店舗で始まります。アンバサダーは、単なるパートナーではなく、私たちのブランドの延長であり、ゲストにインスピレーションを与える存在なのです。
出典:lululemon ※翻訳はDeepL
ルルレモンのアンバサダーは、自身のクラスで ルルレモンのウェアを着用したり、SNSで紹介したりして、そのデザインや品質を体現しています。
※実際の例は以下から確認できます。
ユーザーたちは、自分が習っているヨガの先生やジムのトレーナー、SNSでフォローしているランナーなど、憧れや尊敬の念を抱いている相手を通じて、ルルレモンを知ります。
そして、ユーザー自身もルルレモンのファンになっていくという循環が、ルルレモンのアンバサダープログラムによって実現されています。
3-2. レッドブル
2つめの事例️は「レッドブル」です。
レッドブル(Red Bull)は、オーストリアに本社を置くエネルギードリンクのブランドですが、日本でも非常によく知られています。
現在の認知を獲得するまでのプロセスで、アンバサダーを巧みに活用したブランドでもあります。
レッドブルのエネルギッシュで挑戦的なブランドイメージに適合するアスリートやパフォーマー、エンターテイナーたちが、アンバサダーとしてレッドブルをサポートしてきました。
【成功ポイント】
・創出したいブランドイメージに対して、精密に適合させたアンバサダーの採用
・単なる商品ではなく「体験」「感情」に訴えるメッセージ性
ブランドのあるべき姿や、目指すブランドイメージが極めて明確に設計されているからこそ、精度の高いアンバサダー戦略が実行できている、といえます。
アンバサダーを通じて、ブランドとして何を表現したいのか考えるうえでお手本としたい、秀逸なブランドです。
3-3. アドビ
3つめの事例️は「アドビ(Adobe)」です。
PhotoshopやIllustratorなどのアプリケーションで知られるアドビも、アンバサダーを活用しているブランドです。
たとえば、本記事執筆時点で実施されているアンバサダー施策としては、「Adobe Express Ambassador」があります。
オンラインのデザインツールである「Adobe Express」を紹介するアンバサダーであり、Twitterでの活動が盛んです。
※実際の例は以下から確認できます。
アンバサダーがAdobe Expressを活用して制作したさまざまなコンテンツが、SNSに投稿されています。
たとえば、アンバサダー自身のビジネスを宣伝するバナーや動画、母の日のグリーティングカードなどです。
【成功ポイント】
・体験そのものをアンバサダーを通じて共有する仕組み
・アンバサダーは活動に参加することでスキルを習得できる
「Adobe Express」を使って、自身のビジネスに有益なスキルを習得しながら、その体験をSNSに投稿して共有していく仕掛けが秀逸です。アンバサダーとAdobeの、Win-Winの関係ができています。
このAdobeによるアンバサダー施策のエッセンスは、自社の施策にも転用できないか、一考する価値があります。
4. アンバサダープログラム導入の流れ
続いて、実際にアンバサダープログラムを導入する流れを、5つのステップに分けてご紹介します。
1.目標を設定する
2.理想のアンバサダーを定義する
3.アンバサダーの選定基準やガイドラインを策定する
4.アンバサダーを探す
5.プログラムを運用する
以下で詳しく見ていきましょう。
4-1. 目標を設定する
1つめのポイントは「目標を設定する」です。
なぜアンバサダーマーケティングを実施するのか、目標を設定しましょう。
【目標の例】
・ブランド認知度の向上
・新商品のプロモーション
・新規顧客の獲得
・売上の向上
・SNSフォロワーの獲得
目標は企業・ブランドによって異なりますが、最初に目標を設定しておくことで、どのようなプログラムを設計すべきか、方向性が明確になります。
4-2. 理想のアンバサダーを定義する
2つめのステップ️は「理想のアンバサダーを定義する」です。
1つめのステップで設定した目標を踏まえて、どのようなアンバサダーが理想か、ゴールからイメージしましょう。
【アンバサダーの例】
・実際に商品を愛用中である熱心なファン
・ターゲット層だが現在はノンユーザーのインスタグラマー
・芸能人、美容家、セレブリティ
・業界の権威である専門家
アンバサダーが影響力を持つフォロワーが、目標達成のために必要なターゲット層と一致していることが重要です。
※ターゲット層が明確でない場合には、先にターゲット層の明確化を行ってください。
たとえば、Adobe Express のアンバサダーは、以下の人物を募集しました。
こんな人を募集しています
・飲食店や美容室など、個人事業の経営者(または従業員)、または支援しているデザイナーなど
・事業活動に使うコンテンツ(メニューやポスター、SNS用の画像など)を自分で作ってみたい方
・InstagramやTwitterなどのSNSで事業や街を盛り上げたい方
4-3. アンバサダーの選定基準やガイドラインを策定する
3つめのステップ️は「アンバサダーの選定基準やガイドラインを策定する」です。
アンバサダープログラムの骨子を決めていくプロセスとなります。
【アンバサダー選定基準の例】
・ブランド適合性(ブランドの価値観やイメージとの合致)
・影響力(アンバサダーが持つフォロワーの人数や質)
・商品やサービスの購入歴
・専門知識
・ブランドに対する熱意
アンバサダーの活動として具体的に何をするか、ガイドライン(期待する活動内容や提供する特典)もあわせて策定します。
以下は、Adobe Express の例です。
活動内容
・アンバサダー専用サイトにアカウントを登録
・Adobe Expressで事業活動に使うコンテンツを作成
・作成したコンテンツをSNSで発信
・アドビから依頼する「デザインチャレンジ」に参加(任意)
※ 「デザインチャレンジ」とは「お題」に沿ったデザインをAdobe Expressで作成し、指定のハッシュタグを付けてSNSで発信する不定期のチャレンジイベントです。
特典
・Adobe Express プレミアムプランのアカウントを無償提供
・Adobe Expressの使い方を学ぶ講習会への優先参加
・アドビから依頼する「デザインチャレンジ」などで獲得したポイントによる特典アイテムの獲得(ノベルティグッズなど)
4-4. アンバサダーを探す
4つめのステップ️は「アンバサダーを探す」です。
条件に合うアンバサダーを、公式サイトやSNSなど、さまざまなチャネルを活用して探します。
【アンバサダーを探す方法の例】
・アンバサダープログラムを一般に広く告知し、応募者を公募する
・自社の顧客向けのメールマガジンや会報で、立候補者を募集する
・アンバサダーになってほしい人物に、企業から直接連絡してスカウトする
アンバサダープログラムの告知・募集に際しては、他社のクリエイティブ事例を見るのも参考になります。
たとえば、Instagramで「#アンバサダー募集」といったハッシュタグで検索すると、アンバサダーを募集している企業の投稿を確認できます。
⇒ Instagramで「#アンバサダー募集」と検索した結果ページ
応募者を募る際には、応募用の入力フォームを用意し、設定した基準に適合しているか確認するために必要な情報を収集しましょう。
4-5. プログラムを運用する
5つめのステップ️は「プログラムを運用する」です。
アンバサダーが決まったら、彼ら彼女らとの関係構築をスタートします。
実際に行うことはアンバサダープログラムの内容によって異なりますが、以下に一例を挙げましょう。
【具体的なアクションの例】
・アンバサダーのSNSアカウントを、ブランド公式アカウントからフォローする
・アンバサダーが活動するために必要なサポートをする(ガイドラインの確認、商品やサービスの無償提供、コンテンツづくりに役立つ素材の送付など)
・アンバサダーのSNS投稿を公式アカウントやWebサイトでシェアする
・アンバサダーにいち早く新しい情報を提供する(新商品のリリースなど)
・アンバサダーの成果をモニタリングし、必要に応じて改善のサポートをする
・定期的にコミュニケーションをとり、お互いの理解を深めていく
アンバサダーが十分に活躍できるよう、ブランドとして必要な手助けをしながら、サポートしていきます。
5. アンバサダーマーケティングを成功させるポイント
最後に、アンバサダーマーケティングを成功させるポイントをお伝えします。
1.アンバサダー自身の目標と合致させる
2.アンバサダーコミュニティを構築する
5-1. アンバサダー自身の目標と合致させる
1つめのポイントは「アンバサダー自身の目標と合致させる」です。
多くのアンバサダーは、自分自身の個人的な目標を持っています。「アンバサダー自身の目標達成」に貢献することを、常に念頭におきましょう。
アンバサダーマーケティングの効果を最大化させるには、「ブランドの目標とアンバサダー自身の個人目標が合致するバランス」を探ることが、重要なカギを握るからです。
お互いの思惑が一致したWin-Winの関係を構築できれば、成功しやすくなります。
「3-3. アドビ」でご紹介した「Adobe Express Ambassador」がその良い例です。
・アンバサダーの思惑:自分のビジネスのために、コンテンツ制作スキルを向上させたい
・アドビの思惑:スキルを習得していくプロセスや、Adobe Expressで制作できるコンテンツを、新規ユーザーに知ってもらいたい
自社ブランドに置き換えると、どのポイントでWin-Winの関係を築けるでしょうか。そのポイントを、アンバサダープログラムの肝に据えることを、考えてみましょう。
5-2. アンバサダーコミュニティを構築する
2つめのポイントは「アンバサダーコミュニティを構築する」です。
アンバサダーは、ブランドの有力なファンたちですから、孤独にしておくのは非常にもったいないことです。
ファンは、ファン同士でつながることでその熱量を加速度的に上昇させる特性があることを、知っておきましょう。
たとえば、アンバサダーしか入会が許されない“限定コミュニティ”を構築すれば、アンバサダーを特別待遇して大切にする、ブランドの姿勢を表現することにもつながります。
アンバサダーコミュニティの構築には、ファンコミュニティの方法論が転用できます。
詳しくは「ファンコミュニティとは?わかりやすい基本と事例・5つの重要ポイント」にて、ご確認ください。
6. まとめ
本記事では「アンバサダーマーケティング」をテーマに解説しました。要点をまとめておきましょう。
アンバサダーマーケティングの優れた特徴として、以下が挙げられます。
1.信頼性
2.オーガニックな拡散
3.長期的な関係構築
4.ターゲティングの精度
5.費用対効果
アンバサダーマーケティングの成功事例として、3つご紹介しました。
1.ルルレモン
2.レッドブル
3.アドビ
アンバサダープログラム導入の流れを、5つのステップに分けて、解説しました。
1.目標を設定する
2.理想のアンバサダーを定義する
3.アンバサダーの選定基準やガイドラインを策定する
4.アンバサダーを探す
5.プログラムを運用する
アンバサダーマーケティングを成功させるポイントとしては、次の点を意識してみてください。
1.アンバサダー自身の目標と合致させる
2.アンバサダーコミュニティを構築する
アンバサダーは、現代のマーケティングシーンに不可欠な存在です。アンバサダーと共創できる環境を整えて、実行に移していきましょう。
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