株式会社アイレップ

コミュニティ形成を通じて、フリーランスの挑戦を多方面でサポートしていく

コミュニティ形成を通じて、フリーランスの挑戦を多方面でサポートしていく
株式会社アイレップ
コミュニティ形成を通じて、フリーランスの挑戦を多方面でサポートしていく
株式会社アイレップ
  1. Commune(コミューン)
  2. 導入事例一覧
  3. 広告の導入事例
  4. コミュニティ形成を通じて、フリーランスの挑戦を多方面でサポートしていく

課題

  • デジタルマーケティングの進化のスピードに対応できる人材ネットワーク構築
  • 人材とコミュニティを活性化させることで、より質の高いサービスへ繋げる

活用方法

  • 社外のプロフェッショナル人材の交流の場を作りコミュニティ化
  • あらゆる領域のプロフェッショナルによる知見の蓄積
  • コミュニティを軸とした双方向的なビジネスの拡大

成果/これからの目標

  • プロフェッショナル人材の間で交流が生まれ、会員同士のマッチングを実現
  • クライアントへのサービス提供のスピードアップ
  • コミュニティで蓄積された知見を、自社メディアにも応用

デジタル時代のマーケティングに必要な「スピード」のために

はじめに、アイレップ様の事業についてお聞かせください。

アイレップは、クライアント企業のマーケティング成果を最大化する統合デジタルマーケティングエージェンシーです。デジタルを起点としたマーケティング戦略の立案やDXコンサルティングなどのサービスを提供しています。運用型広告やSEOなど従来から強みとする事業領域に加えて、デジタルマーケティングの進化にともない、マーケティング戦略立案から実行の過程まで多岐に渡り支援しております。今では戦略立案からクリエイティブ企画・制作、CRMからマーケティングDX支援まで対応可能なケイパビリティを拡大しています。

Communeを導入しようと考えたきっかけを教えてください。

「DIGIFULベース」会員制のオンラインコミュニティサービスを新規事業として始めるにあたって、会員とのコミュニティ形成のためのプラットフォームを探していたからです。

DIGIFULベースについて詳しく教えてください。

「DIGIFULベース」は、主にデジタル領域で活躍するフリーランスを対象とした、会員制のオンラインコミュニティサービスです。会員同士の交流サービスやスキル学習サービス、案件紹介サービスを通じて、フリーランスの挑戦・成長につながる働き方を支援しています。

DIGIFULベースを立ち上げた背景は?

デジタルマーケティング業界は人材の流動性が高く、フリーランスとして活動をしている方も多いです。その一方で、高いスキルを持っているにもかかわらず、フリーランスに転身したことで活躍の機会が減ってしまうケースもあります。同じデジタルマーケティング業界で働く私たちとしても、以前からそういった人材の能力を発揮できる場や仕組みが必要だと感じていました。同時に、フリーランスの方たちが充実した働き方ができる環境を整えるべく、単なる案件紹介に留まらず、人材交流の機会やスキルアップの機会を提供するサービスを目指して「DIGIFULベース」を立ち上げました。

導入した後の使い方を一緒に考えていけるのがCommune

株式会社アイレップ 事業開発Unit 薗様の写真

ツール選定の際に、どのような点を比較検討しましたか?

知見の蓄積という視点からコミュニティプラットフォームを中心に検討する中で、単純なメッセージツールとしてだけではなく、コミュニティを活性化させるコンテンツの投稿やデータの共有など、複数の機能が備わっているツールがいいなとは考えていました。

いざツールを比較してみると、どのソフトやアプリケーションも多くが一定基準以上の性能を持っているように感じ、機能面での差がよくわかりませんでした。その中で、「実際に導入した後に、どのような使い方ができるのか」を具体的に示してくれたのがCommuneでした。

当社が「こんなことをしてみたい」と話していた事業計画に対して、Communeの担当者がそれに沿った活用法を提案してくれたり、BtoBでの具体的な活用方法を提案してくれたりなど、ご提案時の内容やサポートがとても充実していました。導入して終わりではなく、導入後も相談に乗ってくれるという安心感を持てたことが選定の決め手でした。

導入を決めてからは、Communeをどのように活用されていますか?

Communeを活用したオンライン・オフラインのイベントや、ユーザー同士の情報交換、案件が発生したときの告知や業界のアップデート情報をお知らせする場として活用しています。

どのようなコンテンツを用意するか、会員が増えてきたら次はどのような投稿やイベントをおこなうかなどについては、必要に応じてフレームワークを提案いただき、Communeの担当者の方と相談しつつ検討を進めています。

またこのようなコミュニティを活性化させるためには、新規の方が馴染みやすい環境作りが非常に大切になってきます。そのあたりはCommuneのコミュニティマネージャーの方が1on1で面談をしてくださるなど、新規の方も参加しやすくなるようサポートしていただいています。

デジタルマーケティングの知見を広げた導入後の効果

導入後の活用イメージ

導入後はどのような効果が生まれましたか?

社員・フリーランス・元社員のプロ人材・協力会社などが1つのプラットフォームで情報共有できるようになりました。プロ人材へのコンタクトが取りやすくなったのはもちろん、会員同士がつながったり、活発に投稿が行われていたり、当初イメージしていた活用方法については一定の成果が出ていると考えています。

そのほかにも、当社のリリースしたサービスについて、参加者(ユーザー)が自発的に自社ブログで宣伝をしてくれるなど、Communeを基盤とした情報拡散も生まれており、コミュニティのミッションや魅力が参加者に伝わっているのだとうれしく感じました。

ユーザーを増やしつつコミュニティの質を保つ様々なアイデア

有効な活用ができているということは、会員・ユーザー数にも好影響を与えていますか?

2022年11月にオープンした当初は、会員数は3年間で1,000名を目標にと考えていましたが、現在のペースですと半分の期間で達成見込みです。

Commune担当者の方から提案された、お知り合いを紹介してもらうリファラル集客も効果がありました。また、コミュニティへの投稿やリアクションなどを行うアクティブ率も、55~60%と高い水準で推移しています。

株式会社アイレップ 事業開発Unit 石川様の写真

オフラインのイベントでは、長くコミュニティに参加している方と直近1カ月以内に会員になった方の比率がちょうど半々で、こちらも良いバランスです。新規の会員が投稿や発言しやすくなるようオンライン・オフライン共にイベントを大切にしていることも、順調な会員数の伸びにつながっていると考えています。

活発にコミュニティが動く分、予期せぬ投稿などで困ることはありませんか?

その点も2つの理由から心配はありません。まず1つはCommuneには監視機能があり、投稿などを24時間モニタリングできます。そして2つめの理由は当社独自のルールですが、会員・ユーザーになる方には審査をさせていただき、その後に会員登録しています。特段、難しい審査ではないのですが、経歴が不明確な方や、競合他社に在籍されている方などは状況に応じて入会を判断しています。このような対策で、今のところトラブルのようなことは一度も起きていません。

ユーザー数が増えることの価値・メリットとは?

コミュニティの立ち上げから現在まで、ユーザー数が増える中で得られた価値やメリットに変化はありましたか?

会員が当社と新しくプロジェクトを開始する際に、特定の経験や能力を持つ人材が必要となりその人材をコミュニティの中から見つけて声をかける、あるいは公募のような形で声がかかるのを待つなど、コミュニティの中で人材をマッチングする動きはどんどん増えています会員の増加に伴い、このようなマッチングの頻度や精度はさらに上がると考えています。

また、ユーザーの意見から思わぬ発見もありました。これまでイベントは夕方以降の時間に多く開催されていましたが、この時間帯では子育て中の人は参加しづらいという声が寄せられたため日中にイベントを設定したところ、想定以上に多くの人が集まりとてもいい会になったことです。

会員・ユーザーの声をうまく吸い上げることで新たな交流の場が生まれ、その知見をDIGIFULベースを通してさらに多くの人々に広げていけるこのサイクルは理想的な形だと思います。

多くのプロジェクト・ビジネスがどんどん生まれる場へ

すでに手ごたえのある運用をされていますが、今後はCommuneをどのように利用したいとお考えですか?

今後の目標としては、コミュニティを活用して新たなプロジェクトを生み出したり、ユーザーとのコミュニケーションの中でアイレップの新たなビジネスを創出したりなどを実現したいと考えています。「フリーランスの方が自由に働きながらも会社員のように安心できる場所を提供したい」という当社の考えもあり、イベントや会員の声の抽出によってもっとスムーズに安定的にお仕事を提供できれば、双方にとってメリットは大きいと考えています。

徐々に成果は出てきていますが、さらに大きなビジネスにつなげていくためには今後もCommuneを利用して、ネットワーク構築・ナレッジ蓄積を継続していく必要があります。近いうちに、Communeが基盤となって生まれた新しいサービスを、ぜひDIGIFULでご紹介できればと願っています。

ただフリーランスを集めてコミュニティ化するだけではない、アイレップ様とフリーランス双方の発展に向けたCommuneの活用方法は、様々な効果を生み出せることがよくわかりました。ありがとうございました。

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